〇〇の方法

認知症 関わり方

今までの投稿で認知症について紹介をしてきました。

この記事では認知症の方への関わり方について記載をしていきます。

※人への関わり方はそれぞれであり、本記事の内容が必ずしも正解というわけではありません。

結論

①複雑なことをしない・簡単なものから提案

②短い声でゆっくり説明

③視覚的な提示をする

④休憩をこまめにとる

⑤周囲の環境を調整

関わり方については、その方の歩んできた人生や性格などによっても変わってきます。

その中でも基本となる5つを紹介します。

複雑なことをしない・簡単なものから提案

→全ての人ではありませんが、記憶力の低下や理解力の低下を認めます。そんな中、難しい作業活動を提案すると混乱を招きかねません。まずは工程が容易なものから行うことで自信を喪失することも防ぐことができます。

短い声でゆっくり説明

→難しい文章や長い文章は伝わりにくく理解を得られにくいです。まずは単語や短く簡単な文章から伝えてみると伝わりやすいです。

視覚的な提示をする

→認知症の重症度にもよりますが、言葉では伝わりづらいこともたくさんあります。また、認知症の種類によっては失語症がある方もいます。

視覚的に提示をすること(実際に対象をみてもらう)で理解を得られやすくなります。

休憩をこまめにとる

→私たちが思っている以上に認知症の方は日常生活で疲労しています。人間の脳は1日に判断できる回数が決まっているとの情報もあります。判断に迷う場面が多々あり、生活の中で疲労をしていることが多く、休憩を挟みつつ行うことが大事です。

周囲の環境を調整

→集中力が低下している方も多く、外部刺激(外の雑音など)にも気を取られてしまうことが多くあります。何か作業を行う時には、静かな環境や人が少ない環境など配慮をすることでパフォーマンスに大きく影響します。

以上、簡単に記載をしました。

まとめ

複雑なことをしない・簡単なものから提案

短い声でゆっくり説明

視覚的な提示をする

休憩をこまめにとる

周囲の環境を調整

認知症の方には、簡単なものから徐々にレベルアップをしていくことが大事です。

失敗が続くと「こんなこともできないのか・・・。もう何もしたくない」など悲観的に感じてしまう方も多くいます。

失敗体験を減らすことで自己効力感も生まれてきます。

関わり方一つでその方の笑顔も大きく変わってきます。

この内容が少しでも認知症の方への笑顔につながれば嬉しいです。

ここまで読んでいただきありがとうございました🙏