「脳卒中」という言葉はよく聞きますが、実はいくつかの病気の総称であることをご存知でしょうか?

脳卒中は、ある日突然、今までの生活を一変させてしまう恐ろしい病気です。今回は、その種類や原因、そして私たちの「健康寿命」を守るための予防策について分かりやすく解説します。


【脳卒中の基礎知識】突然のトラブルを防ぐ!種類・症状・予防のポイント

脳卒中とは、脳の血管にトラブルが起きる病気です。大きく分けると、血管が**「詰まる」タイプと「破れる」**タイプの2つがあります。Types of Stroke: Ischemic vs Hemorrhagicの画像

Shutterstock

1. 脳卒中の種類

脳卒中は、その原因によってさらに細かく分類されます。

① 脳の血管が「詰まる」:脳梗塞(のうこうそく)

脳梗塞は、血管が塞がって脳細胞に酸素が届かなくなる状態です。

  • 脳塞栓(のうそくせん): 心臓などでできた血の塊が流れてきて、脳の血管をパッと塞ぐもの。急激に進行するのが特徴です。
  • 脳血栓(のうけっせん): 動脈硬化で狭くなった血管に血栓ができ、徐々に血流が悪くなるもの。比較的緩やかに進行します。

② 脳の血管が「破れる」:脳出血・くも膜下出血

  • 脳出血: 脳の中の細い血管が破れて出血するもの。
  • くも膜下出血: 脳の表面の血管にできた「コブ(動脈瘤)」が破れるもの。「バットで殴られたような激しい痛み」と表現されることがあります。

2. 脳卒中になるとどうなるの?

脳は、私たちの体や心のすべてをコントロールする司令塔です。そのため、脳のどの場所がダメージを受けたかによって、さまざまな後遺症が残ります。

  • 運動麻痺: 手足が動かなくなる(半身不随など)。
  • 感覚障害: しびれや、熱さ・痛さを感じにくくなる。
  • 高次脳機能障害: 言葉がうまく出ない、記憶力が落ちる、注意力が散漫になる。

これらは、日々の「当たり前の生活」を大きく制限し、QOL(生活の質)に大きな影響を与えてしまいます。


3. 「健康寿命」を延ばすためにできること

現在の日本は「人生100年時代」ですが、ただ長生きするだけでなく、**「健康寿命(元気に自立して過ごせる期間)」**を延ばすことが何より大切です。

脳卒中を防ぐ「生活習慣」の改善

脳卒中の大きな原因は、高血圧や脂質異常症などの生活習慣病です。以下のポイントを意識してみましょう。

  • 食事の調整: 塩分を控え、バランスの良い食事を。
  • 適度な運動: ウォーキングなど、無理のない範囲で体を動かす。
  • 禁煙・節酒: 血管への負担を減らします。
  • ストレス軽減: 十分な睡眠と休息をとりましょう。

4. まとめ:一度なると「元通り」は難しい

医療が進歩した現代でも、一度死滅してしまった脳細胞を完全に元通りにするのは非常に困難です。リハビリを頑張っても、障害が残ってしまうケースは少なくありません。

だからこそ、**「なる前の予防」**が最強の対策です。

  1. 脳卒中は「詰まる」と「破れる」の2タイプ
  2. 生活習慣病が最大のリスク
  3. 健康寿命を延ばすために、今から生活を見直す

やりたいことを最後まで楽しめる人生にするために、今日から自分の体をいたわってあげましょう!


最後まで読んでいただき、ありがとうございました🙏