老老介護・認認介護
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【老老介護・認認介護】一人で抱え込まないで!知っておきたいリスクと対策
長寿社会が進むにつれ、介護の形も変化しています。まずは、耳にすることが増えた2つの言葉の意味を整理しましょう。
Contents
1. 老老介護(ろうろうかいご)とは?
**「65歳以上の高齢者が、高齢者を介護している状態」**を指します。 例えば、高齢の夫婦がお互いを支え合ったり、高齢の子どもがさらに高齢の親を介護したりするケースです。
2. 認認介護(にんにんかいご)とは?
**「介護をする側も、される側も、どちらも認知症を患っている状態」**を指します。 老老介護がさらに深刻化した状態で、正しい服薬管理や火の不始末など、日常生活に多くの危険を伴う可能性が高まります。
2. 直面する「3つの大きな壁」
老老介護・認認介護には、避けては通れない深刻な課題があります。
- 体力的な壁: 介護は24時間365日休みがありません。高齢の介護者が、相手を抱え上げたり夜中に何度も起きたりすることで、自分自身の体も壊してしまうリスクがあります。
- 精神的な壁: 相談相手がいない中で介護を続けると、孤立感を深め、精神的に疲弊してしまいます。
- 経済的な壁: 多くの方が年金生活を送っています。十分なサービスを受けたくても、金銭的な余裕がネックになり、無理をして自分たちだけで解決しようとしてしまう傾向があります。
3. 私たちの「生活の質(QOL)」を守るための対応策
一人で抱え込み、共倒れになってしまうのが一番のリスクです。以下のサービスを賢く利用しましょう。
① 介護保険サービスを最大限に活用する
介護保険を利用すれば、デイサービス(通所介護)や訪問介護などを自己負担1~3割で受けることができます。プロの手を借りることで、身体的な負担は劇的に減ります。
② 相談窓口へ「助けて」と言う
各市町村には、必ず頼れる相談窓口があります。
- 地域包括支援センター: 高齢者の総合相談窓口です。
- 市町村の介護保険窓口: 制度の利用について教えてくれます。
- 居宅介護支援事業所: ケアマネジャーが最適なプランを考えてくれます。
③ 「施設入所」も立派な選択肢
「最期まで自宅で」という思いは大切ですが、限界を感じる前に施設(特別養護老人ホームや有料老人ホームなど)への入所を検討することも、お互いの安全を守るための正しい判断です。
4. まとめ
老老介護・認認介護は、決して特別なことではなく、誰にでも起こりうる身近な問題です。
- 「自分たちだけで頑張る」という考えを捨てる。
- まずは誰かに相談する。
- 公的サービス(介護保険)を積極的に利用する。
こうした情報を知っておくだけでも、心のゆとりが生まれます。あなた自身の健康と笑顔を守ることが、結果として大切な人を守ることにつながるのです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました🙏



